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「立ち読み解禁で売上増」、どのような心理で売上が上がったのか? [ブログ]

「立ち読み解禁で売上増」というニュースをみました。




本屋でもコンビニエンスストアでも、ほぼすべての雑誌・漫画は袋に入れられ、販売棚に並べられています。フィルム包装は、立ち読みをさせないこと・破損防止・付録の万引き防止・携帯電話、スマートフォンによる盗撮防止(デジタル万引き)の役割を果たしているのかと考えていました。

個人的には、やや潔癖傾向にあるため、他人が立ち読みで触った本を、自分は買いたくないという思いもあり、フィルム包装売りされるようになったことは地味に嬉しいとも感じていました。

しかししかし。

小学館が、フィルム包装を外し、立ち読みできる状態で販売したところ、売上が20%アップしたらしい。

どのような心理で売上が上がったのか?一部引用させていただく。

電子書籍の場合、試し読みを設けると漫画の売り上げが増えた実績があるため、「まずは読んでもらうため、接点を増やしたい」と、包装を解くことを試みた。 引用:少女・女性向け漫画、立ち読み可能にしたら売り上げ増


電子書籍の試し読みと言われると、なるほど、わかりやすい。試し読みをすると続きのストーリー展開が気になり、購入するというケースはわたしも多いです。あと、試し読みで、絵をチェックできる点も個人的にうれしい。

絵があまり好きでないと、読む気にならないことが多いので。最近はなるべく様々な漫画を雑食的に購読するように意識はしているのですが、絵の好き嫌いがどうしても気になってしまう。

今回の試みでは、少女・女性向け漫画が20%売上アップになったとのこと。漫画離れの影響もあり、漫画の売上が芳しくなかった出版社にとって、今回の試みは思わぬ朗報だったのだろうと思います。これからも様々な戦略で、一人でも多くの消費者に、漫画の魅力を届けて欲しいなと思います。


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